患者さんへ

医療・介護・福祉関係者の皆さんへ

当院は平成13年10月、前職の勤務地であるこの東札幌に地域の方の希望を受けて開院しました。決心してから2か月後、レントゲン写真も撮れない環境で、当時は珍しかった在宅診療機能を持ったクリニックとしてのスタートでした。
それから17年を経過した今日、遅ればせながらホームページを開設しました。時代は変わりましたが、当院は開院以来の「かかりつけ医療」を貫いています。
旧来の「かかりつけ医」の仕事に加え、新しい時代に医療現場や介護現場、さらには行政からも必要とされる医療を私は「かかりつけ医療」と呼んでいます。
病院や診療所単独で完結する医療から調剤や看護・介護などの訪問スタッフや行政と連携して進める医療に時代は変わりました。
当院の患者さんは開院前を含めると長い方では18年にもなりますが、元気だった方も病気になり、家族でいらした方も一人になり、一人で何でもできた方も助けが無ければできなくなって、その変化は本当にはっきりとわかります。

病気の内容も突然癌が見つかったり、持病が悪化したり、生活習慣が悪さしたりと多彩を極め、患者さんの置かれている環境や使える制度もまたいろいろでその対応は困難を極めるものとなっています。
ただ、当院の取り組み方は一貫して変わらず「患者さんから必要とされたのだから、人から必要とされる仕事をしていこう。」ということなのです。

シンプルですがこれが当院の全てです。
これからもよろしくお願いいたします。

平成30年吉日
きよみず公園クリニック
院長　吉田　勤